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 マルタには鉄道が無いので、移動の中心となるのはバスになります。さてそのバスなんですが、ころころっと全体的に丸みを帯びていてかわいいのです。また昔なつかしのボンネットバスも、いまだに走っています。 色はマルタ島のバスは黄色、ゴゾ島のバスはグレーです。  バスの中は、通路の両側に二人掛けの座席が並んでいます。通路も座席の間も狭いので、スーツケースを乗せるのはちょっと辛いものがあります。座席を一つ占拠すればなんとか・・・でも混んできたら迷惑なので、大きな荷物があるときには、出来るだけタクシーを利用した方がいいと思います。ちなみにドアを閉めない、というかドアが無いバスが多いです。  バスの路線ですが、マルタ島内はヴァレッタの市門前のバスターミナル、ゴゾ島はヴィクトリアを中心に伸びています。路線図は私はザビッハ・マルタ附属の路線図を参考にしましたが、いくつか変わっているのもありましたので、バスターミナルの窓口やインフォメーションで確認が必要です。また時刻表を貼っていないバス停が多いので、あらかじめ窓口で聞いておくか、往きのバスの運転手に聞いておいた方がいいです。特にゴゾ島は正午から夕方まで殆どの路線のバスがストップしますし、最終バスも早いです（季節にもよると思いますが）。 切符はバスの運転手から買います。値段は２０００年５月の段階で、Lm0.15〜Lm0.40でした。小銭を用意しておきましょう。 バスを下りるときはベルを鳴らします。日本のようにボタン式のベルではありません。通路の上にヒモが張ってあって、それをぐいぐいっと引くと運転席の上のベルが鳴るという作りになっています。 |
| バスが上記のとおりですので、荷物がある時やバスの時間が無いときにはタクシー利用になります・・・が、高いです。日本ほどではないにしろ、マルタの物価を考えると大変贅沢な乗り物だと思います。 料金は交渉制です。一応○○から△△までは幾らという、おおよその料金はあるようですが・・・。 空港から利用の場合は、到着ロビーにタクシーチケットのカウンターがありますので、そこで行き先を告げてチケットを買います（料金表も張り出してあります）。そのすぐ外がタクシー乗り場ですので、そこで運転手にタクシーチケットを渡して行き先を告げます。空港〜チルケッワ（ゴゾフェリーの乗り場）間でLm13.00でした。 |
| ○Gozo Cannel Ferry マルタ島の端チルケッワからゴゾ島のイムジャーまでの間を、フェリーが運行しています。だいたい１時間に１本の割合で、所要時間は３０分ほどです。 マルタ島から乗船する時に船員からナンバーを書いた紙片をもらいます。そしてゴゾ島から帰る際に、イムジャーの港のチケット売場で紙片を見せて往復分の料金を支払う・・・らしいです。（私は酒を驕ってもらった某氏に、港に送ってもらった上チケットも買ってもらったので、実際どうだか、値段はいくらなのかわかりません）。 イムジャーの港からは、フェリーの到着に合わせてヴィクトリアまでのバスが運行されています。またタクシーが数台停まっています。港にはインフォメーション、カフェ、キオスク、トイレ（紙無し）があります。 チルッケッワの港ですが・・・ヴァレッタ行きのバスは停まっていましたが、タクシーはいませんでした。タクシーを利用しようと考えてる時は、あらかじめホテルでフェリーの到着時間に合わせてタクシーを呼んでもらっておいた方がいいです。 ○Marsamxetto Ferry（スリマフェリー） ヴァレッタからスリマを結ぶフェリー。といっても車は乗せられない小さな渡し船です。 所要時間は１０分ほど。運行間隔は３０分おきですが、夕方６時（冬季・日曜はもっと早い）が最終になります。 乗り場はヴァレッタ側はMattia Preti Squareの城壁下、広場から海に向かって左側に進むと、城壁下へと下る道が見つかります。チケットは船が着く頃にテーブルを出して、そこで売っていました（Lm0.35）。スリマ側はタワーロードが始まる辺りに到着します。 この船に乗ると、海面の高さからヴァレッタの強固な城壁を見上げることができるので、一度は乗船をお勧めします。 ○コミノ島へのボート コミノ島にもホテルがあるので、イムジャーの港とホテルとの間をボートが日に何度か往復しています。（チルケッワとの間にも、ボートの便はあるようです）。 ただしホテル〜ブルーラグーン間は少し離れていますし、コミノ島の断崖絶壁にあいた洞窟などを見学させてくれるので、ゴゾ島からの半日ツアーや、マルタ島からの１日ツアーに参加した方が楽しめるのではないかと思います。 |
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